向く家、向かない家~後悔しない設置のために

家にこだわりがあるならば、もう一考

太陽光発電の導入を検討している人に一つ、注意点を申し上げたいと思います。

太陽光発電を選んだ人の多くが、オール電化を選択します。
これは太陽光発電とオール電化が親和性が高く、光熱費を大幅に浮かせられるというメリットがあるからです。
ガスには、単純な使用料金だけではなく、基本料金もかかってきます。地方や家庭によって差はありますが、
6000~10000円くらいの差額が生まれます。

また業者も、「せっかくですからオール電化を」と勧めて来ます。当然といえば当然で、
家計に優しいのはダントツこちらだからです。
ガスを使わなければ火傷の危険性も低くなり、部屋も汚れません。お手入れもらくらくです。
火力調整も容易なので、料理が苦手な人でも、また低温調理などをする上級者にもよいでしょう。

しかしこの「ガスがない」という事が、デメリットになる事もあります。

停電などが起こったとき、(適切な処理をすれば大丈夫ですが)文字通りの真っ暗になってしまいます。
加えて電子調理器はパネルからフライパンを外すと自動的にとまってしまうので、チャーハンなどを作るのが難しくなります。

恰好悪さは割り切れる?パネルの外見

太陽光発電のパネルは、どこのメーカーもほとんど黒色です。黒は光を集めやすいですから、当然といえば当然ですね。

パネルは軽量化され、薄くなってきたとはいえ、やはり厚みはありますし、金具が見える場合もあります。
上にあげた色あいの問題もあり、デザインに疑問を抱く人も多いでしょう。

パネルのデザインは、原則選べません。
色も形状も必然性があってこうなっていますから、壁の色のようにはいかないのです。
どうしても、というのであれば集光型を用いる手がありますが(表面が全てレンズで、白く透明な色合いになる)、
これは相当の面積が必要ですし、黒から白色に変わるだけです。

技術が進歩しても、このデザインが大きく変わる事はないでしょう。屋根の構造によっては目立たなくもできますが、
家との相性を考えて選びたいものです。

のせたはいいけれど、格好悪い。悪目立ちをしている。光熱費がうかなくてもいいから、もっとすっきりした外観にしたかった、
という不満は意外に多く、しかも取り返しがつきません。

一度パネルの実物を見てから決めた方が安全です。
 

あなたの家の寿命は何年?

太陽光発電の初期費用を回収するには、早くて10年かかるといわれています。
かつては20~30年という仮説も立てられていましたし、その時に比べれば格段の進歩を遂げたといえます。
ですが問題にすべきは、太陽光発電の減価償却期間だけではありません。

そこには、家自体の強度や寿命も関わってくるのだということを忘れないで下さい。

日本の住宅寿命は、約30年です。これは平均的なものなので、
寿命の長さやメンテナンスフリーを謳っている会社のものならば50年以上持つし、
ローコスト住宅ならばもっと短くなります。

「寿命」と聞くと、ぺしゃんこにつぶれたり、人が住めないような状況になることを想像する人もいますが、
そこまで劣化することは稀です。
ただ隙間風が生じたり、家自体が歪んでたてつけが悪くなったりする―――
「住むには住めるが、快適ではない」状態になります。

この「寿命」を迎えることを計算にいれず太陽光発電を取り付けてしまうと、
元手を回収しきる前に家のリフォームが必要になります。人によっては引っ越す人もいるでしょう。

太陽光発電を無駄にしない為に、住まいの寿命を知っておきましょう。
 

 

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